2022年11月04日

2022年 ファンサカmini 第34節メンバー

いつものように振り返りから。なお、更新後、ベンチ外が判明した一部選手については入れ替えを
行っている。


新たな鳥栖キラーとして期待した湘南の町野修斗が2得点。さらに「旧字体・異体字」の狙いから
起用した柏の戸嶋祥郎もゴールと、スマッシュヒットを連発。今節もこの流れでシーズンラストを
締めくくりたい。

以下からが考察。言うまでもなく、今節は最終節であり、起用もこの「最終節」を意識した内容に
なっている。

まず、起用したいのが湘南の瀬川祐輔。瀬川には「最終節の得点が多い」という特徴があり、
例えば2020年は柏に所属していたが、第34節の川崎戦でゴールを挙げている。ちなみにこの年の
瀬川の得点はカップ戦等を含めてわずか2得点だった。

2019年の瀬川はJ2でプレーしていたが、この年の最終節はご記憶されている方は多いはず。
そう、柏が 13-1 という大差で京都に勝利したJリーグ史に残るあの試合だ。この試合では
オルンガが驚異の8得点を記録しているが、瀬川も1得点を挙げている。

2018年はJ1でプレーしていたが、最終節のG大阪戦でゴールを記録。2017年は該当のゴールは
なかったが、J2の群馬でプレーしていた2016年はやはり最終節である第42節の岡山戦でゴールを
挙げている。

瀬川は2016年からプロとしてプレーしている選手であり、まとめるとデビュー以来、6年のうち
4年の最終戦でゴールを記録。なお、昨年の最終節は欠場したので、プレー年に限定すれば
5年のうち、4年の最終節で得点を挙げている「最終節男」と言える存在なのだ。

瀬川の今節の相手となるのが昨年まで在籍していた柏というのもまた面白い。ちなみに柏との
初戦は開幕節に行われており、瀬川にとって「開幕節」「最終節」という区切りの2試合が古巣対決
という事になる。開幕節では結果が出なかったが、得意とする最終節で大きな恩返しゴールを
記録してくれそうだ。

そして、この最終節には「お約束の狙い」もある。「ベテラン選手の意地の一発」がそれだ。

優勝や残留、降格などチームの明暗もはっきりと出る時期だが、個人でもキャリアハイの出場や
得点を記録した選手がいる反面、思うような活躍ができなかった選手がいる。そして近年の最終節
は後者にあたる「思うような結果が出せなかったベテラン選手の得点」が多く記録されており、
この狙いからの起用になる。

例えば2018年は当時は清水所属で、先日引退を発表した鄭大世(現町田)が該当する。
J1通算65得点の記録を持ち、J2でも2016年には26得点で得点王となった経歴を誇る選手だ。

清水では2015年からプレーし、2016年は上記の得点王でチームのJ1復帰に貢献、2017年も
10得点を挙げ、チームのトップスコアラーだったが、一転して2018年は第33節まで2得点に留まり、
最終節にようやくシーズン3得点目となるゴールを記録している。

同じ2018年は現在はシンガポールでプレーする李忠成も該当者と言えるだろう。J1通算71得点の
記録を持ち、浦和時代の2016年には10得点を挙げ、健在ぶりを示していたが、2017年は3得点と
失速。2018年も第33節までわずか1得点だったが、最終節での2得点を浦和への置き土産とした。

さらに2020年に引退した前田遼一氏も該当者としてよいだろう。J1通算154得点は歴代5位で、
2009年と2010年はリーグ得点王に輝き、日本代表でも活躍した選手だ。

長く磐田に所属していた前田氏だが、2015年にFC東京へ完全移籍。移籍初年は9得点とまずまず
の数字だったが、2016年は6得点、2017年は1得点。そして2018年はまさかのノーゴールで迎えた
最終節でシーズン初ゴールを決めている。

2019年は現岐阜の柏木陽介が該当者となるだろう。長く浦和でプレーしていた選手だが、2019年は
2018年の30試合から半分近くまでプレー機会を減らした出場17試合目の最終節でその年の初得点
を挙げている。

2020年は該当と思える得点はなかったが、2021年は田中順也(現岐阜)がその人。2021年は
豪華布陣を誇った神戸所属という事もあり、なかなか出番を得られずにいたが、実に第23節以来、
14試合ぶり(昨年は第38節が最終節)となる出場で、シーズン2得点目を記録している。

ここからの狙いとしてまず、G大阪の宇佐美貴史を起用したい。1992年生まれの宇佐美は
今年30歳を迎え、ベテランと呼ばれる年代に入ってきた。

宇佐美は3月にアキレス腱断絶の大怪我に遭遇。長期離脱を余儀なくされ、ここまで得点・アシスト
共にゼロ。やむを得ない理由があったとは言え、非常に歯痒い思いの1年だった事だろう。
チームはここに来て2連勝し、降格圏から15位に浮上。最後はこの宇佐美のシーズン初ゴールが
残留を決定づけそうだ。

32歳のFC東京の東慶悟もここまで22試合に出場しているが、やはり得点、アシスト共になし。
最近は本職である攻撃的MFより守備的MFとして起用される方が多いようだが、全く得点に
絡めていないというのは本人も不本意であるはずだ。

今節はホームに川崎を迎える「多摩川クラシコ」 逆転優勝の可能性がある相手であり、
難しい試合になると思うが、目の前で相手チームの胴上げを見る訳にはいかないはず。
今節はリーグ戦では2019年以来となる「優勝阻止ゴール」を期待している。

さて、今節でJ1リーグ戦は終了し、今年はW杯が行われる事もあり、天皇杯やルヴァンカップも
終了済。J1参入POやJ3のリーグ戦は継続中だが「今節で今年の国内サッカーはほぼ終了」と
いう形になる。

今年も各チーム、悲喜こもごもの結果となったが、この中で「喜」を得たチームの1つとして
J2の甲府がある。ご存知のとおり先日の天皇杯決勝で、PK戦の末、広島を下して初優勝。
それまでにも鹿島など4つのJ1チームに勝利しており、「史上最大の下剋上」などと報道された
のは記憶に新しいところだ。

そして、この試合である意味「主役」となったのがDFの山本英臣だろう。山本は延長後半から
出場したが、痛恨のPKを献上。だが、この絶体絶命のピンチをGKの河田が防いだ事によって
試合はPK戦に持ち込まれ、結果として山本は優勝を決める最後のキッカーに。在籍20年で、
「甲府の生き字引」のような大ベテランが思わぬ形でドラマの主人公となった。

今節、当ブログが注目したのがこの山本。残念ながら山本をファンサカminiで起用する事は
できないが、天皇杯決勝(=ラストゲーム)で山本が主役となった事は、リーグ戦・最終節の
大きなヒントである
と、当ブログは考えた。

上記のとおり山本はチーム在籍20年の大ベテランで1980年生まれの42歳になる。
1980年生まれのJリーガーは山本以外ではわずか2人で、このうちの1人はGKの西部洋平。
清水などでプレーしていたが、現在はJ3の富山所属であり、やはりファンサカminiでは起用
できない選手だ。

残る1人が磐田の遠藤保仁になる。お察しのとおり「天皇杯のラストゲームで山本が主役と
なったのなら、リーグ戦でのラストゲームでは同じ年に生まれた遠藤が主役となるはず」

いう発想からの起用だ。

遠藤はここまで3アシストはあるが得点はなし。所属の磐田も前節でJ2降格が決定しており、
今節、得点があれば、上記の「ベテラン選手の意地の一発」と言えるゴールにもなる。

また、相手が自身の古巣でもあり、残留争いに関係している京都であるのも何かの意味が
あっての巡り合わせと当ブログは睨んでいる。今節はこの遠藤が残留争いの結果を大きく
左右する重要なゴールを挙げる事になりそうだ。

最後に名前を挙げておきたい選手が1人いる。上記で甲府の天皇杯初優勝から遠藤の
起用に至った経緯を説明したが、今年、チーム史上で最高の結果を出しているチームが
もう1つある。J2の熊本だ。

今年、J3から昇格した熊本だが、シーズン前は「降格候補」という位置づけだった。開幕前は
解説者やサッカー雑誌などが順位予想をするが、確認したところ、この熊本は軒並み低評価。
最も高評価と思われるのが岩本輝雄氏の14位で、多くは20位〜22位の予想だったようだ。

ところが、熊本はこれらの予想を嘲笑うかのように自動昇格まであと一歩の4位に大躍進。
現在進行中のJ1参入POでも2回戦に進出している。2回戦の山形戦も引き分け以上なら
次はJ1・16位との参入決定戦という事になり、誰もが予想しなかったJ1昇格が現実味を
帯びてくる。

こうした経緯から当ブログは甲府と並ぶ、今節のもう1つのキーワードが「熊本」と考えた。
そして、この観点から起用したのが、熊本県出身である豊川雄太だ。

豊川は熊本県熊本市東区出身。この「東区」というのが大きなポイントだ。サッカーではないが、
同じ「東区」出身のプロ選手が、今年、大記録を達成しているのだが、その選手が誰かわかる方
はいらっしゃるだろうか?

答えはプロ野球・ヤクルトスワローズの村上宗隆選手。プロ野球史上最年少で打撃部門三冠王と
なった選手だが、村上選手と豊川は出身区が同じだけでなく、同じ中学校出身で、豊川が先輩に
あたる関係になるのだ。

実は川崎の谷口彰悟車屋紳太郎も豊川と村上選手と同じ中学校出身で、今回メンバーにも
入れてある。だが、キャプはこの豊川雄太一択。理由は「今節が最終節だから」だ。

豊川と言ったらすぐに思い浮かぶのが「オイペンの奇跡」だろう。当ブログをご覧になっている方
ならご存知だと思うので説明は省略するが、今節、所属の京都も残留か降格か?の状況と
なっており、奇跡を起こした2018年と所属チームは違えど、置かれている立場は近いものがある。

また、村上選手が日本人最多、そして左打者のシーズン最多新記録となる56号のホームランを
放ったのがシーズン最終戦の最終打席であった事も重要なサインと解釈した。つまり

「今年、中学校の後輩にあたる村上選手がシーズン最後の試合で大記録を達成したのなら、
 『オイペンの奇跡』の豊川も今年最後の試合で再び大きな結果を出すはず」


というのが起用の狙い。京都が残留できるかは対戦相手となる遠藤保仁の結果にもよるが、
残留となるなら試合終了間際に豊川の神がかり的なゴールが飛び出すと予想している。
(※ 11月4日・20時30分追記 金子拓郎は起用ミス(今節出場停止)で福森晃斗を起用)


リーグ戦が終了と言う事は当ブログの更新も年内はこれが最後になる。新型コロナ罹患という
アクシデントで少々の中断はあったが、今年も最終節までたどり着く事ができた。当ブログは
ご覧のとおりファンサカminiに完全特化なので、何らかの理由で来年のファンサカminiが開催
されなければ、これにてブログ終了となる。

では、今年もファンサカminiを運営いただいたKON太氏に御礼申し上げ、来年も2月から更新が
再開できる事を祈りつつ、このあたりで2022年シーズンの締めとしたい。

posted by sakasaka at 19:38 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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