いつものように振り返りから。
シーズン当初から全くと言っていいほど振るわず、ご覧になっている方の失笑を
買い続けていた当ブログだが、ようやく「らしさ」を見せる事ができたようだ。
「トピックの予言」どおりに柏の細谷真大が決勝ゴール。細谷を起用した方は
かなりの数になるが、この理由から起用していたのは当ブログのみだろう。
当ブログも長く更新しているため「会心の一撃」として記憶に残っている起用が
いくつかある。今回は飛びぬけて高fpという訳ではなかったが、今年はここまで
これといった結果が出せず、また、最近はプライベートでも大きなアクシデントが
あった。「いい事ないな」と沈んでいた時の細谷の一発。また1つ、記憶に残る起用
が増える結果になった。
さて、どん底にいた当ブログに天から一本の蜘蛛の糸が降りてきたような今節だが、
以下からが考察。今節は対戦相手に相性が良さそうな選手が多く、こうした選手を
丁寧に起用していきたい。
例えば細谷真大は今節の対戦相手である札幌に対してここまで4得点。自身が最も
得点を挙げている相手であり、昨年はシーズンダブルも達成している。前節の活躍も
あり、今節も十分狙える選手だが、当ブログは起用しない。
やや人気サイドだが、起用の1番手はFC東京のディエゴ・オリヴェイラになる。今節は
横浜M戦となるが、15試合(1072分)で7得点。このうち3得点は昨年のリーグ戦で記録
しており、昨年の対横浜は「シーズンダブル」を達成。起用の狙いはもちろん対横浜M
3試合連続ゴールになる。
神戸のMFである佐々木大樹も今節の相手である鹿島に対して咋年、シーズンダブルを
記録している。昨年は7得点を挙げ、大迫・武藤に次ぐ存在に成長したが、今年は
新加入した宮代大聖が既に7得点を記録しており、佐々木はやや影が薄くなっている
印象がある。好相性のはずの鹿島戦で結果を出し、存在を大きくアピールしてほしい
ところだ。
佐々木と対する鹿島の選手では名古新太郎が狙いになる。対神戸に得点はないが、
2021年と2023年の第15節に得点があり、この点からの起用になる。
また、名古は今年の第12節と第13節で得点。2021年の第13節にも得点があり、
「5月の試合で得点を取る」という傾向もあるようだ。前節でもアシストがあり、
現在の名古は絶好調。今節、鹿島が勝利するならこの名古が得点に絡む働きを
見せるはずだ。
以下はあまり人気がなさそうな選手からの起用になるが、札幌の荒野拓馬も
メンバーに加えてみたい。
今節の相手である柏に対しては2020年の開幕節と2023年の第16節に得点があるが、
いずれも今節と同じ三協フロンテア柏スタジアムで記録されたゴールであり、今年の
初ゴールはここになりそうだ。
C大阪の上門知樹も2022年の第23節、2023年の第2節でゴールがある福岡戦を
迎える事になる。チームは第8節で首位に立ったが、その後は2分4敗と急ブレーキ。
順位も8位まで下がっている。C大阪はレオ・セアラが11得点で得点トップタイで
奮闘しているが、今節はレオ・セアラと琉球でチームメートだった経験(2016年)が
ある上門がチームに勢いを取り戻すゴールを見せてくれるだろう。
以下からは対戦カードからの起用。まずは 湘南−新潟 からの起用になる。
狙いはシンプルで「名前が『小』で始まるFWの選手」だ。まず、2023年の第18節では
当時の鳥栖の小野裕二がハットトリックを達成している。
2023年の第13節では当時札幌の小柏剛もレモンガススタジアム平塚でゴールを
挙げている。また、横浜FCでプレーしていた小川航基も2023年の第2節で2得点を
記録している。
2019年と2020年には小林悠に該当のゴールがある。さらにFWでもプレーする事が
ある選手の得点まで含めると、柏の小屋松知哉が2022年の開幕節でゴールを挙げて
いる。この得点はMFとして出場した試合となっているが、小屋松はFWとして
プレーする事もあり、2022年の2戦目である最終節ではFWとして出場し、ゴールを
挙げている。
「名前が『小』で始まる選手」であれば、浦和の小泉佳穂や、FC東京の小泉慶。
福岡の小田逸稀なども起用候補に入ってくるが、「FW」というところがミソ。
そして、現在のJ1で上記のFW以外で該当する選手は1人しかいない。
それが小見洋太。MFとしてプレーする事もある小見だが、登録はFWとなっており、
ジンクスの該当者と判断する。今年、チームに移籍してきた小野裕二に続く形で
アウエー・湘南戦で躍動してくれるだろう。
最後は 町田−東京V から。東京都に本拠地を置くチーム同士の対戦になる。
人気は町田になると思うが、東京Vも第4節以降は無敗を継続中。今年昇格した
チーム同士でもあり、面白い試合になりそうだ。
当ブログの起用は東京Vからで、まずはFWの染野唯月。染野は昨年、J2で
この両チームが対戦した2023年の第25節で2得点を挙げている選手になる。
そして、染野を起用する理由がもう1点。ご存じのとおり今年のJ1ではもう1つ
東京都を本拠地にしているチームがある。もちろんFC東京になるが、染野は
第8節で行われた東京V−FC東京の得点者でもあるのだ。
つまり、染野は2023年の第25節・2024年の第8節と「東京ダービー」で
2戦連続得点中。冒頭の細谷風に言えば「第8節・FC東京戦の結果は
同じ東京都を本拠地とするチームである町田戦の結果を予言している」
と考える事もできそうだ。
そして、第8節のFC東京戦で得点を挙げたもう一人がMFの見木友哉。
この見木はここまで町田戦で3得点。自身の直近の対戦である2023年
(千葉所属)の第27節でもゴールがあり、対町田の相性面から期待できる
選手でもある。
今年のここまでは2得点・1アシストだが、第13節の鹿島戦では 0−3 から
同点に追いつく起死回生のゴールを93分に記録。アシストは第4節の新潟戦に
あるが、これも90分に記録された翁長聖の同点ゴールをアシストしたもので、
終了間際の重要な場面で得点に絡んでいる。今節は見木が同点ゴールではなく、
決勝ゴールに絡んでくれると信じ、キャプとしてみたい。
2024年05月17日
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