2024年05月24日

2024年 ファンサカmini 第16節メンバー

まずは前節の振り返りから。


前々節で1つ結果が出せたが、さすがにV字回復とはいかなかったようで、前節は得点者を
起用することができなかった。

もっとも、前々節も得点能力が高い細谷真大を起用したもので、細谷は本来なら当ブログが
起用対象としない層の選手。実績のない若手選手や、ベテランであってもDFなどの理由で
年に1〜3得点程度の選手を狙うのが当ブログのスタイルになる。

前節ではG大阪のDFである福岡将太がJ1初ゴールを記録し、前々節でも鳥栖の横山歩夢(21歳)
がJ1初ゴール、川崎の高井幸大(DF・20歳)もプロ初ゴールを挙げているが、こうした選手が、
当ブログが起用したい選手。これらの選手をスポットで起用するのは非常に難しく、若手選手は
ベンチ外などのリスクも高いが、結果を恐れず、積極的に起用していきたい。

以下からが考察。まずは基本である「対戦相手に相性が良さそうな選手」から。今回は下位に
沈んている3チームから選手を起用してみた。

まずは磐田の金子翔太。チームは現在16位で、降格圏の18位とは勝ち点差はわずかに「1」
5月は2分3敗で勝ちがなく、先日はここまで11得点のジャーメイン・良の負傷が報じられるなど、
直近は明るい話題が見当たらない。

チームに漂う重苦しいムードを変えてくれそうなのが、この金子翔太。前節は開幕節以来の出場と
なったが、出場わずか1分でチームの4連敗を阻止する同点ゴールを記録している。今節はここまで
3得点を記録している湘南戦。前節も同じく3得点を記録していた浦和戦(前節の得点で4得点目)
であり、2戦続けてのゴールが飛び出しそうだ。

19位の札幌からはMFの長谷川竜也を起用する。今節は上位の鹿島戦となるが、ここまでは12試合
で3得点。ただしプレー時間が505分と短いので90分得点率は「0.534」となり、MFとしてはかなり
高い数字。2020年以来、久々となるJ1でのゴールはこの鹿島戦となるだろう。

20位(最下位)の京都からはFWの山崎凌吾をチョイスした。今節は古巣でもある名古屋戦に
臨むが、ここまで10試合(688分)で3得点。得点率は決して高いとは言えないが、2022年の
カップ戦、2023年の第21節と、ここ2年の対戦では続けて得点を挙げている。チームは5連敗中
(5月全敗)で、特に前節はホームで0−5 の大敗と低迷を極めているが、山崎の恩返しゴールが
最下位脱出の呼び水になる事を期待したい。

以下からは別の視点。この第16節は「ある条件」を満たした選手が、得点に多く絡む傾向があり、
今回はこの点を狙った起用になる。以下が過去の第16節で得点及びアシストを挙げた該当者で、
2013年〜2023年の過去11年について確認をしてある。


過去11年で延べ9名。8得点・2アシストがこれらの選手から記録されているが、さて「ある条件」
とは何だろう。お分かりになるかたはいらっしゃるだろうか?

答えは「ベストヤングプレイヤー賞の受賞経験者」 いわゆる「新人王」で、2009年までは
実際に「新人王」という名称だった。例えば宇佐美貴史は「ベストヤングプレイヤー賞」と
いう名称に変わった2010年の受賞者。田中碧は2019年の受賞者であるといった次第だ。

当然、今回の起用も「ベストヤングプレイヤー賞の受賞経験者」という事になるが、問題は
いつもの「誰を起用するか?」 既に引退している選手もいるが、2010年の受賞者である
宇佐美貴史がそうであるように現役である受賞経験者は複数おり、これらすべての選手を
起用する訳にはいかない。以下、宇佐美と宇佐美より後に受賞した選手と現状について
まとめてみた。


近年の「ベストヤングプレイヤー賞」の受賞者はすぐ海外へ移籍してしまう傾向があるようで、
昨年の受賞者で、新潟に所属していた三戸舜介も今年からオランダでのプレーを開始している。
当然ながら現在海外でプレーしている選手はファンサカminiで起用できない選手となり、
現在日本でプレー中なのは7名だが、細谷や荒木などは人気選手であるため起用候補から
除外しており、結果として今節起用するのは赤字の3選手になる。

奇しくもこの3選手(井手口・柴崎・酒井)はすべて水曜のルヴァンカップでプレーしているが、
所属のチームも揃って敗れている。中でも井手口が所属する神戸はJ3の富山、酒井が所属する
浦和はJ2の長崎と、いずれも下位カテゴリーのチームに不覚を取っているが、今節はゴールと
いう結果でしっかりと汚名返上を果たしてくれるだろう。

最後は肩の力を抜いて、週末に行われるスポーツイベントから連想される選手をメンバーに
加えてみた。

今週末は競馬の日本ダービーが行われ、これも大きなイベントだが、「ダービー」については
第8節の考察で触れているため、今回は別のイベントに注目してみた。

そのスポーツイベントとは「プロバスケットボール(Bリーグ)」今週末にレギュラーシーズンと
チャンピオンシップを勝ち抜いてきた2チームにより、年間の優勝チームを決める決勝戦が行われる
予定になっている。

ここ1〜2年でBリーグの人気が急速に拡大しているようだ。試合会場は連日満員となり、チケット
はプラチナ化していると聞く、近年は日本代表の実力も上がっており、昨年9月に行われた
「バスケットボールワールドカップ2023」では参加国の多くが世界ランキングで日本より上位と
なる中、3勝2敗の成績を残し、見事、パリオリンピックの出場権を獲得している。

さて、ここからの起用だが、まずは「記念日」に注目。先日の5月15日が「Jリーグの日」だったが、
バスケでは12月21日が「初めてバスケットボールの試合が行われた記念日」として設定されている
ようだ。そこで、この12月21日が誕生日である磐田の藤原健介を起用してみる。藤原は今年21歳で、
J1ではまだゴールがない選手。冒頭で名前を挙げた鳥栖の横山歩夢と似た状況下にある選手であり、
横山に続く活躍を期待したい。

さらにもう2人を起用する。このうちの1人が町田のバスケス・バイロン。名前に「バスケ」が
入っている現在、唯一のJリーガーだ。残る1人が名古屋の三國ケネディエブス
妹の三國ソフィアエブスさんがバスケの名門高校である桜花学園高校に在学中で、兄に続いて
プロ選手となる事を目標にしているという記事があり、これを材料としてみた。

そして、お気づきの方もいるだろう。不思議な事にバスケス・バイロンと三國ケネディエブスは
共に青森山田高校出身。さらに2人とも2000年生まれで同年齢という共通点もあるのだ。
何気なく思い付いた「バスケ」というワードから同期の2人がピックアップされてくるのだから
世の中、どこで何が繋がっているかはわからない。キャプは直接「バスケ」に関係がある
バスケス・バイロンとしたが、今節は2人揃ってダンクシュートのような豪快なゴールを期待
している。



posted by sakasaka at 07:21 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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