2024年06月21日

2024年 ファンサカmini 第19節メンバー

まずは前節の振り返りから。


やはり「流れ」というものはあるだろう。シーズン当初は全く結果が出なかった当ブログだが、
前々節の大当たりに続き、前節もドウグラス ヴィエイラの得点を引き当て、18fpの獲得に成功した。

考察では名前を挙げなかった選手だが、もちろん起用の理由があり、当ブログで時折出てくる
「固め打ち」がそれ。ドウグラス ヴィエイラは広島に移籍後、この傾向が出現していた。

例えば昨年(2023年)のドウグラス ヴィエイラはリーグ戦で8得点を挙げているが、
第6節〜第8節まで3節連続ゴールを記録し、ここで4得点。さらに第10節でも得点を
記録し、第6節〜第10節だけで8得点のうちの5得点を記録していた。

さらに2022年は天皇杯を含めて年間5得点で終わっているが、このうちの4得点を
6月18日〜6月25日のわずか1週間に行われた3試合(リーグ戦2試合・天皇杯1試合)
で記録していた。

そして、今年は6月12日に行われた天皇杯の2回戦で明らかな格下相手ではあったが、
シーズン初ゴールを含むハットトリックを達成。これがトリガーとなり、15日に行われた
第18節で続けてのゴールを記録してくれるとの狙いがあった。

また、過去の第18節にも実績があり、2020年と2022年の第18節に得点があった選手で、
当然、2024年の第18節にもゴールがあるべきだと考えた。

これらの点から ドウグラス ヴィエイラ を起用し、結果に繋がったが、ここまでを踏まえて
今節で最初に起用したいのが、マルコス・ジュニオールエゼキエウの2名になる。
理由はシンプル。前々節はピエロス ソティリウ。前節はドウグラス ヴィエイラと、
2節続けて広島の人気薄の外国籍選手が高fpを記録しており、この流れに沿った起用だ。

両者とも怪我などがあったようで、ここまでは思うような活躍ができていないが、
狙うなら今節だろう。広島は川村拓夢と野津田岳人が移籍に伴いチームから離脱し、
水曜の試合では満田誠が退場。今節は中盤の選手が一気に手薄となっている。
(満田はFW登録だが、出場はMFがほどんどの選手)

さらに今節は中2日で臨む事もあり、水曜の試合でプレー時間が短かったこの2選手が
揃って先発でプレーする事も十分に考えられる。共に今節の対戦相手である柏には
実績はないが、どちらの選手が高fpを演出してくれるだろう。

続いて起用の基本である「対戦相手に相性が良さそうな選手」からだが、今節は鳥栖との
対戦になる京都の豊川雄太を推してみたい。

2023年(昨年)は第9節、第29節の対戦で得点を挙げ「シーズンダブル」を達成。2022年の
第31節にも得点があり、対鳥栖はリーグ戦では3試合連続で得点中。カップ戦も含めると
4試合連続で得点中だ。

自身のプロ初ゴールも鹿島所属時の2014年の第3節の鳥栖戦で記録しており、ここまでは
10試合(659分)で6得点と好相性。前節では札幌との裏天王山で追加点を挙げたが、
今節も18位(鳥栖)と19位(京都)という重要な一戦。2試合連続ゴールでチームに貴重な
勝ち点3をもたらしてくれる事だろう。

湘南の池田昌生にも期待したい。今節はFC東京との対戦になるが、2022年はカップ戦での
2得点を含む計3得点を挙げている。

2023年は右肩関節脱臼の手術を受けるなどで7試合の出場に留まったが、今年はここまで
の18試合のすべてで先発。2得点・3アシストをマークしている。最近の湘南はFWの福田翔生
に注目が集まっているが、自身としては充実していたシーズン前半をゴールという形で
締めくくってくれるだろう。

湘南からはもう1人、FWのルキアンも起用する。前所属の福岡での話になるが、対FC東京は
2022年にシーズンダブルを記録しており、ここまでは6試合(357分)で3得点と好相性。
今節(第19節)という視点から見ても2022年と2023年と2年連続で得点中だ。

2021年のJ2得点王で、期待されて入団した福岡ではややパンチ不足の印象があったが、
今年は既に7得点を挙げ、J1でのキャリアハイを更新中。今節は得意のFC東京戦で
さらにその記録を伸ばしてくれそうだ。

以下からは別の視点。今節はこれまでの傾向から「元徳島の選手」を起用してみたい。

説明不要のわかりやすい狙いだろう。例えば2022年の第19節では2018年に徳島に
所属したピーター・ウタカがゴール。2021年に該当者は出なかったが、2020年には
2015年〜2019年にわたって所属していた内田裕斗(当時鳥栖:現仙台)に得点がある。
ちなみに内田がJ1で得点したのは現時点ではこのゴールのみになっている。

2019年には2016年から2018年途中まで所属した山崎凌吾にゴールがある。
なお、山崎は2018年にも該当の得点(2得点)を挙げている。さらに2017年の第19節
にも2015年から2016年途中までプレーした長谷川悠氏がゴールを挙げている。

そして、昨年(2023年)の第19節でも岩尾憲(2016年〜2021年)と新井直人(2022年)
という2人の徳島OBにゴールがあり、2017年以降は2021年の除く毎年に得点者が
出ているジンクスになる。

起用可能な選手は複数いるが、ここからの起用は2名。まずはG大阪の鈴木徳真
してみたい。徳島には2019年〜2021年の3年にわたって所属。今節は神戸との
対戦になるが、C大阪所属時の2022年の第24節でゴールがある。

昨年は第3節〜第5節まで先発フル出場を果たすなど、シーズン序盤はレギュラー格
だったが、最終的には19試合(うち先発7試合)出場に留まり、不完全燃焼と言える
1年だったが、G大阪に移籍した今年はここまで18試合のすべてに出場している。

今年は得点・アシスト共に記録されていないが、「J1.LEAGUE STATS」によると
前節時点で「総走行距離」や「こぼれ球奪取総数」などがチームトップとなっており、
チームも現在3位と好調。中盤の汗かき役として多大な貢献をしているようだ。
ここまでは脇役に徹している鈴木だが、今節は上位対決を制する貴重なゴールを挙げ、
スポットライトを浴びる事になりそうだ。

もう1人は柏の白井永地。2022年〜2023年に徳島でプレーした選手で、今年柏に
加入した選手になる。2014年に水戸に入団して以来、岡山、徳島と長くJ2でプレー
してきた選手で、J1は初挑戦になるが、ここまで全18試合に先発出場し、移籍初年から
レギュラーの座を確保している。

J1初ゴールはまだ記録されていないが、上記の内田裕斗、新井直人は徳島からの
移籍初年にゴールを挙げており、今年の白井も同条件。しかも昨年の得点者である
新井の対戦相手が今節、白井が対戦する広島であったという共通点もあり、うれしい
初ゴールは今節という事になりそうだ。

最後は 町田−福岡 のカードからのメンバー選出。人気は町田になると思うが、
当ブログの起用は福岡からになる。

起用の根拠の前に、まず過去の該当得点者から挙げておきたい。町田は昨年まで
J2所属だったので、得点節はすべてJ2となるが、2023年の第8節では阿部海大
(当時岡山:現秋田)がゴール。第38節では甲府の飯島陸にもゴールがある。

2022年の第27節では鍬先祐弥(当時長崎:現神戸)にゴールがある。3名のゴール
はすべて町田のホームゲームで記録されているが、さて、この3名の共通点は
何になるだろうか?

これを即答できる方はおそらくいないはずで、当ブログがこの共通点を見つけたのも
全くの偶然だが、答えは「第95回全国高等学校サッカー選手権大会の優秀選手」
いう事になる。

「全国高等学校サッカー選手権大会」はいわゆる「冬の高校サッカー」で、第95回は
2016年12月から2017年1月にかけて開催された大会になるが、なぜかこの大会の
優秀選手の対象となった上記の3選手が直近2年の町田のホームゲームで得点を挙げて
いたのだ。

優秀選手についてはwikiの最下欄にまとめられているが、計34名。だが、このすべて
の選手がプロサッカー選手になった訳でもなく、また、プロとなった選手でも町田の
ホームゲームでプレーした選手は限定されており、こうした点を考えると直近2年間で
3名の該当選手が出ている事は特異な現象であると判断した。

今節、町田と対戦するのは上記のように福岡だが、福岡には今回の条件の該当者が
2名いる。まずはFWの岩崎悠人。京都橘高校の3年生として大会に出場しており、
初戦で敗退したが、優秀選手に選出されている。

岩崎のここまでは18試合に出場して1アシストのみ。FWの選手としては不満の残る
数字だが、これは前節はDF、前々節はMFとしてプレーするなど、今年はFWから
DFまで幅広いポジションで起用されているという事情があるようだ。対町田戦に
得点歴はなく、今節はどのポジションで起用されるかもわからないが、2022年以来と
なるゴールを信じてみたい。

もう1人がDFの小田逸稀で、この選手が今節のキャプとなる。小田は東福岡高校の
3年生として出場しているが、実は昨年の得点者である阿部海大は同校の2年生と
して出場しており、阿部は小田の1年後輩であるという繋がりがある。

さらに2022年の得点者である鍬先は当時、東福岡高校の3年生で小田とは同期の
関係だ。つまり、町田のホームゲームでは「第95回全国高等学校サッカー選手権
大会に出場し、優秀選手を受賞した東福岡高校出身の選手」の得点が2年連続して
記録
されており、この条件を満たす小田が今年の得点者という訳だ。

相手が首位の町田でしかもアウエーという状況下では小田の人気薄は確実。
小田が町田に所属歴(2020年)がある選手である点も面白い。当ブログの状態も
上がってきており、今節は当ブログの十八番である「DF選手の得点狙い」で
3連勝を飾りたいと考えている。


posted by sakasaka at 19:17 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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