いつものように前節の振り返りから。
キャプとした荒木駿太が予想に反して先発だったが、実はこれは当ブログにとっては
「失敗フラグ」 記憶にある範囲ではこのパターンで高fpになった例はなく、予想通り、
荒木は前半のみでピッチを去り、その他の選手からも得点者は出なかった。
シーズン後半のスタートも芳しくなく、こうした時はジンクスに関係なく得点能力が
高い選手を起用したくなるが、これをやってしまったら当ブログの存在価値はゼロ。
今節も出場が微妙な選手を起用しているように、あくまで「ジンクス第一」の姿勢を
崩さないように心掛けている。
さて、以下からが考察。今節はまず、磐田−川崎 から選手を起用する。
このカードの初戦は第2節にあったが、4−5 という壮絶な打ち合いとなっている。
この試合では磐田のジャーメイン・良が4得点と大暴れ。35fpを獲得し、一気に
注目を集める事となったが、ここからは川崎の選手を起用する。
直近のこのカードの川崎側の得点者は「山」で名前が始まる選手の得点が
目立っている。上記の今年の第2節の試合では山田新が一時、同点に追いつく
ゴールを挙げている。
2022年の第18節では山根視来がゴール。2019年の第26節は山村和也が得点を
挙げている。今回の起用はこの流れに沿ったものだが、現在の川崎には
昨年の得点者である山田新以外に該当者が2名所属している。
山本悠樹と山内日向太がその2名になるが、では、どちらの選手を起用すれば
よいか? もちろん2名同時に起用してもいいのだが、ジンクス的にははっきりと
結論が出ているのだ。
ここからの起用は山内日向太になる。山内は桐蔭横浜大学の出身だが、
実は今年の第2節の得点者である山田新と2022年の第18節の得点者である
山根視来も同じ大学の出身なのだ。
ちなみに2023年は磐田がJ2所属であったため、このカードは実現していない。
すなわち、磐田戦では直近の2試合続けて桐蔭横浜大出身の選手がゴールを
挙げており、今節、山内が得点をする事によってこれが3試合連続になるという
狙いになる。
さらにwikiにも記載があるが、今年の第2節の得点者である山田新は山内の1年先輩
になるが、山田が2000年5月30日生まれで、山内が2001年5月30日生まれと、2人の
誕生日が一致しているのだ。
つまり山田と山内には「桐蔭横浜大」「誕生日」という繋がりがあり、初戦の第2節で
山田が得点しているならば、第2戦となる今節では山内が得点を挙げるのが、
自然な流れだろう。前節はベンチ外となっており、今節も同様の可能性はあるが、
その点には目をつぶって起用してみたい。
以下からは別の視点。過去の第22節の傾向からの起用で、今回は「元清水」の
選手が狙いになる。
まず、2023年の第22節ではG大阪の石毛秀樹がゴール。2022年の第22節では
現在は南葛SCでプレーし、得点当時は京都の選手だった大前元紀が該当の得点
を挙げている。
2021年は当時は鹿島の選手であった犬飼智也にゴールがあり、犬飼は2020年の
第22節でも得点を記録。2020年には同じ鹿島の白崎凌兵にもゴールがあった。
2019年に該当者はいなかったが、2020年から2023年にかけて4年連続で該当者が
出現しており、今年もこの条件を満たす得点者が出ると考えたが、問題はまたまた
「では、誰を起用すればよいか?」だ。
上記は山本と山内の二択だったが、「元清水」の選手は今年のJ1にも多くの該当者
がいる。例えば2020年、2021年の得点者である犬飼は現在は柏に所属しているが、
柏には犬飼の他にも片山瑛一・川口尚紀・立田悠悟といった3人の元清水の選手が
所属している。
その他のチームでも名古屋の中山克広やG大阪の岸本武流といった「元清水」の選手
がプレーしており、当然ながら全員の起用は不可能だ。起用には人数を絞る必要が
あるが、不思議な事に記録を再確認すると起用できる選手は1人になってしまうのだ。
まず、ポイントとなるのが「清水に在籍していた年」 下表に過去の得点者である
4選手の在籍期間を簡単にまとめたが、これら4選手に共通する清水の在籍期間は
2012年〜2016年であり、今回起用する選手の条件の1つが「2012年〜2016年の
いずれかの年に清水に在籍していた選手」という事になる。(※ 石毛は「秀樹」が正しい)
まず、この条件だけでかなりの選手をふるいにかける事ができる。例えば名古屋の
中山克広が清水に在籍していたのは2021年〜2023年であり、上記の期間が含まれて
いないため、今回は起用の対象外になる。
そして、過去の得点者である石毛以下の4名にはもう1つ、大きな特徴がある。
それは「背番号が大きい事」。まず、昨年の得点者である石毛の背番号は「48」だった。
2022年の大前の得点時の背番号は「50」だったが、「50」が以前の制度で最大の背番号
であった事はご存知だろう。2021年の得点者の犬飼の背番号は「39」。2020年の得点者
である白崎の背番号も「41」であり、最も小さいのが犬飼の「39」という形になっている。
よって、今回の起用条件のもう1つが「最低でも『39』以上の背番号である事」になる。
例えば磐田の松原后も「元清水」の選手であり、在籍期間も2015年〜2019年と在籍の
条件は満たしているが、背番号が「4」であるため今回は起用しない選手になる。
結果として起用は磐田の金子翔太になる。金子の清水在籍は途中、栃木でプレーした
時期も含むが、2014年〜2021年途中までであり、在籍の条件はクリア。今年の背番号も
「40」であり、「39」以上という条件もクリアしている。
磐田の今節の相手は川崎であり、奇しくも 磐田−川崎F から1名ずつ起用する形と
なった。金子も山内同様、プレーしない可能性があるが、リスクを恐れず、高fpを
狙ってみたい。
以下からはまた別の狙い。ここでは 福岡−京都 からの起用になる。
共に現在好調な両チームの一戦と言えそうだ。福岡は天皇杯を含め6月は無敗。
現在の順位は6位だが、2位の鹿島との勝ち点差はわずかに「3」であり、
今節の結果如何ではさらに順位を上げる可能性がある。
対する京都も前節は残留争いのライバルである湘南に勝利。水曜の試合で鳥栖が
勝利したため、現在は再び降格圏に戻ったが、前節終了時点では17位に浮上し、
ひとまず降格圏からの脱出に成功している。
今節はアウエーとなるが、今年の京都はホームでは1勝2分7敗と大きく負け
越しているのに対し、アウエーでは3勝4分4敗とほぼ五分の星を残しており、
今節も上位の福岡相手だが、勝機は十分にありそうだ。
ここからの起用は京都の福岡慎平になる。理由はシンプル「今節の対戦相手が
福岡だから」だ。
いわゆる「ダジャレ」のように苗字の福岡と相手チーム名の福岡が一致している
という訳だが、調べてみると過去の試合でこの条件に合った選手の得点例を
かなり見つける事ができる。
例えば広島の柏好文は古い記録ではあるが、2014年の第16節で柏相手に得点を
挙げている。さらに現在は大分でプレーする町田也真人も2018年の第9節を始め
として、町田に対して3得点を記録している。
さらに現在は松本に所属する山口一真も対山口戦は2020年にシーズンダブルを
達成。大宮や岡山などに所属し、現在はカンボジアでプレーしている清水慎太郎も
デビュー2年目の2013年に清水戦でゴールを挙げている。
ちなみに福岡姓の選手としてはもう1人、G大阪に福岡将太がいる。福岡とG大阪は
第11節で対戦しているが、その際はこのジンクスは紹介せず、今節までこのジンクス
を温存する形としたが、もちろん、これにもそれなりの理由がある。
実は今年の京都には既にこのジンクスの該当者が出ているのだ。MFの川崎颯太が
その選手で、第3節の川崎戦でゴールを挙げている。
今節は川崎がゴールを挙げた時と同じアウエーゲーム。さらに川崎と福岡は共に
京都のU-18出身という共通点もある。J1ではまだ未得点の福岡だが、今節のゴール
はチームを再度降格圏から浮上させる貴重なゴールとなりそうだ。
そして京都からはもう1人起用したい。さらに別の視点からの起用で、今回のキーワードは
「ユニバーシアード」になる。
wikiによると「ユニバーシアード」を一言で表現すると「学生のためのオリンピック」とある。
まもなく開幕となるパリ五輪同様、様々な競技が行われているが、その中の1つにサッカーが
あった。
ただし、サッカーは2019年のナポリ大会を最後に実施競技から外れており、学生選抜の
ような形であった「ユニバーシアード日本代表」も2019年を最後に選出されていないが、
この「ユニバーシアード代表経験者」が近年の福岡のホームゲームで得点を重ねているのだ。
例えば2022年の第28節では名古屋でプレーしていた森下龍矢にゴールがある。森下は
2019年の代表組で、2022年のリーグ戦ではこの福岡戦での得点が唯一の得点だった。
同じ2019年代表の得点としては清水の山原玲音の例もある。山原は2022年の第30節の
試合でゴールを記録しており、この年の2得点のうちの1得点がベスト電器スタジアム
で記録されたこのゴールだった。
今年の福岡は守備が堅く、ここまでの18失点は16失点の神戸、17失点の町田・G大阪に
次ぐリーグ4位。1試合1失点以下の数字となっているが、なぜか、そんな今年でもこの
「ユニバーシアード代表組」の得点が福岡のホームゲームで続出しているのだ。
該当者の1人として横浜Mの天野純がいる。天野は第20節の福岡戦でゴールを記録して
いるが、2013年のカザン大会の代表であった選手だ。
C大阪の田中駿汰は第15節で得点があるが、田中は2019年組の選手。先日、当ブログが
痛い目にあった長友佑都にも第4節に該当ゴールがあるが、長友も2007年のバンコク大会
の代表だった選手だ。
そして、今回注目したのが2017年の台北大会の代表だった選手。磐田のジャーメイン・良が
2017年大会の代表だった選手だが、今年の第9節で2得点を記録。また、ブレイク前だった
2022年の開幕節でもベスト電器スタジアムでゴールを挙げている。
同じく2017年の代表だった名古新太郎も2021年の第15節で得点。柏の戸嶋祥郎も2022年の
第33節にゴールがある。2021年の名古は年間3得点。2022年の戸嶋は年間2得点と、共に
得点が多かった訳ではないのだが、なぜか2人共にアウエー・福岡戦でのゴールがあるのだ。
過去の得点者の説明が長くなったが、ここからの起用は松田天馬になる。松田も2017年大会
の代表として選出されており、背番号「10」を付け出場している。ここまで対福岡戦のゴールは
ないが、今年の得点者の天野純や田中駿汰、長友佑都にも福岡戦の得点歴はなかったので、
気にする必要はなさそうだ。今節は上記の福岡と共にこの松田がゴールを決め、当ブログに
夏のボーナスfpを支給してくれるだろう。
2024年07月04日
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